只今製作中ー第9弾 |
暇に任せて作ります。 ご期待ください 1/72 重巡洋艦 古鷹 改装後 睦月型駆逐艦 長月を一応完成させた後、何を作るか考えていました。 先ずは、一等二等輸送艦を、完成させてから輸送機の順番が一番ですが どうしても新しいものを作りたい気持ちが抑えられず、しかもどうせだったら 大きいものと、巡洋艦を選びました。 何故古鷹かと言えば、あの細い後部煙突を作りたいの一言かもしれません。 それと、長月の時は、外板を船の科学館の宗谷を参考に作ったのですが、資料に基づいた 作り方をしたいと思っていた事もあります。 しかし、全長257cmをどうするのか。 又、改装後のバルジの形状も判りません。 今のところ大きさについては、船体を三分割して、別々に作って展示する時組み合わせる。 を基本に考えています。 バルジは推定で作ります。 資料 日本海軍艦艇図面集 古鷹型線図 平賀アーカイブスよりダウンロードした資料 加古、古鷹、衣笠、青葉一般艤装図 一般配置図 妙高、那智舷側こう鋲配置図 中央部外板こう鋲配置図 最上、三隈外板配置図 学研 古鷹、青葉型 追加資料 國偕行文庫 遠藤 昭資料 2586受入番号38965図書記号395 遠藤資料 軍艦原図集・巡洋艦・加古・船内側面上甲板セルター甲板及 諸艦橋平面・古鷹・甲鉄板配置図諸タンク位置図・9A01-1・9A01-1,2・9A02-1 1/72 重巡洋艦 古鷹 艦歴 発注 1922年6月 起工 1922年12月5日 進水 1925年2月25日 就役 1926年3月31日 その後 1942年10月12日米艦隊の砲撃により沈没 除籍 1942年11月10日 要目(新造時 → 改装後) 排水量 基準:7,950トン → 8,700トン 公試:9,544トン → 10,630トン 全長 185.166m 全幅 16.55m → 16.926m 吃水 誤5.56m 正4.49m→ 5.61m 主缶 艦本式缶重油専焼10基、同混焼2基 → 艦本式重油専焼缶10基 主機 三菱パーソンズ式オールギアードタービン4基4軸 102,000馬力 → 103,340馬力(公試成績) 速力 34.6ノット(公試成績) → 32.95ノット(公試成績) 航続距離 14ノットで7,000海里 燃料 重油:1,400トン、石炭:400トン → 重油:1,858トン 乗員 627名 → 639名 兵装 (竣工時) 50口径20cm単装砲6門 40口径8cm単装高角砲4門 61cm連装魚雷発射管6基12門 八年式魚雷24本 兵装 (改装後) 50口径20.3cm連装砲3基6門 45口径12cm単装高角砲4門 61cm4連装魚雷発射管2基8門 九三式魚雷16本 装甲 舷側76mm 水平32-35mm 主砲25mm 航空機 1機 → 2機 (カタパルト0 → 1基) 24.10.16 バルジ新設構造図 第12回艦船模型合同展示会に参加されていたクラブの方から、加古のバルジ新設構造図の存在を教えていただき 参照したところ、推定とだいぶ違いましたが、出来上がりが贔屓目に見て近かったのでこれで良しとします。 推定して作図したものとは違いましたが、 図面の断面を出来上がっているバルジと照合したところ、私のバルジの製作過程で 船体との、整合性を見ながら修正製作していったので、当初の図面と違っていって、 出来上がりが頂いた図面とかなり近くなっているようです。 最初の図面 出来上がり寸法の図面 赤線が正しいバルジ 作っているうちにオーバースケールになっています 24.10.10 現在までの製作過程を報告します 2段手すり 2段手すりの下段の穴を、半田付けで作ります。 デジタル顕微鏡は便利です 0.5oに0.3oの真鍮線を半田付け 超々極細チェーンを使用する ブルワーク ネームプレート ケント紙を切り取って接着 測距儀他光学装置 探照灯管制器等 94式高射装置 91式高射装置、4.5メートル測距儀 14式3.5メートル測距儀 13式2号見張方位盤 1.5メートル測距儀 艦橋 1oラストボードで各層ごとに作り、ケント紙リベットを打って貼る スポンソン 図面によると94式高射装置を装備するため、上部艦橋甲板からはみ出している 資料をよく読むと、古鷹は91式高射装置装備で4.5メートル測距儀は高尾に装備と同型でした。 これならはみ出しません 第1缶室通風筒 写真で見ると、艦橋全面が角ばって見えるので修正 装備品を載せてみる 核となる筒の部分を、甲板ごとに分割して作る マストの基部は、兵員待機所になっています 旗甲板 外階段基部と手すりを付ける 装備品の収まりを見る 羅針艦橋 0.5oのプラ版に1.5x0.2oの真鍮板を接着して、手すり、手旗信号台取り付け部を半田付けする 可動です 旗流信号旗掛けを半田付け 羅針艦橋前面の支柱は、1.2oにT型材に1x0.25oのプラ材で作る ガラスは透明プラバンで可動になる 天幕枠を0.5o真鍮線でつける 主砲射撃指揮所の支柱は、羅針艦橋前面と同様に、1.2oにT型材に1x0.25oのプラ材で作る 6m測距儀基部 6m測距儀 仮組 リノリウムはケント紙を塗装して、リノリウム抑えはラインテープ0.5oを貼り 裏からケガキ針でネジ頭を表現する。手前側はラインテープ1oです 各甲板にリノリウムやグレーチングを貼る等、作業が未完です 第12回艦船模型合同展示会で沢山の方に見ていただきました。 完成はまだまだですが、頑張って作ります。 24.10.4 第12回艦船模型合同展示会に出発します 23.6.27 現況 更新が滞っておりますが、今年も半年が過ぎるので、現状を報告します。 バルジ形状修正 艦首方向のバルジの厚みがありすぎたので、削り外板を貼りなおしました。 汚水捨て管 バルジ取付をねじ止めにしましたので、取り付け部を捨て菅でカバーする様にしました カバー形状 天幕支柱 艦首旗竿 現在は艦橋の製作中です。 余談 作品に埃が積もらないように、棚をビニールシートでカバーしました。 23.1.13 おおなみ会出品 この状態若干プラスでおおなみ会に出品します。 是非会場でご覧ください。 22.12.31 現状報告 高角砲の張り出しブルワークを取り付けました。 天幕支柱、艦首旗竿等小物作りました。 製作過程は後日、取り敢えず現状写真で 22.10.21 艦首部仮組しました これで大劇作展に出かけます。 22.8.19 現況 スクリュー周り エディプレート プラパイプの積層 スクリュー ボスはプラパイプ、翼はアルミ板0.5oを切り抜いて、 ひねりを付けてポリパテを盛り付けて成形する アサヒペンメッキ調スプレーで塗装する 舵 桐板を切り抜き成形する リベットを打ったケント紙を貼る シャフトブラケット、エディプレートの位置決めをする 仮組 ビルジキール 1oのイラストボードとケント紙で作る 取付 バルジにビルジキールが付いて、船体基本が出来た バルジにビルジキールが付いて、船体基本が出来たので、いよいよ船体のデティール、上部構造物の製作に取り掛かります。 22.6.25接合部修正終了 接合部修正終了 着脱式バルジ取付 右舷 左舷 次は甲板上の艤装をして塗装する。 22.6.21 現況 着脱式バルジ取付法決定 中央船体前後にねじ止めすることにしました 作業台を導入して環境が整ったので、これから本格的に作業を進めます。 22.5.13 現況 着脱式バルジの製作 ケント紙の土台に、1oイラストボードの肋材を貼っていきます。 縦通材は1o桧の角棒、5oの真鍮線を芯に通します。 船体中央から作ります 前部 右舷終了 両舷終了 下張りのためにコピー用紙で養生します コピー用紙で下張り 下張り完了 サフェーサーを吹いてやすりで成形 外板配置図を書き込む 薄手のケント紙で溶接風に外板を貼る 外板終了 俊工事のリベット外板にバルジの溶接外板が載っている 4/1に外板を貼り終わってから、いまだに取り外し方式が決まらず、 思案中です。 部屋の模様替えをして、作業環境が整い次第制作を再開します。 21.12.28 現況 着脱式バルジの製作 バルジの固定方法は未定 21.11.13 外板貼り終了 外板を貼ります。 ケント紙を外板毎に切り出して、リベットを打ちます。 窓は4oポンチで穴をあけて、0.2oのプラ版を貼る 船体に木工ボンドで接着 船体中央部から始める 船首の外板の分割が不明なので、推定 接合部は寄木細工のように 船体後部 外板配置の推定が難しい 艦首部修正 外板のラインとアンカーレセスの大きさの間違を修正する 外板貼り終了 継ぎ目もまあまあ 次は着脱式バルジの製作 外板配置図は修正だらけ 7/9外板配置図再作成から、甲板を貼り始めて4か月、竣工時状態が終了 次は着脱式バルジ 21.7.2 現況 船体の仕上げをする前に、遠藤資料 軍艦原図集・巡洋艦・加古・船内側面上甲板セルター甲板及 諸艦橋平面・古鷹・甲鉄板配置図諸タンク位置図・9A01-1・9A01-1,2・9A02-1 をもとに上部構造物の製図を行いました。 ここまで2か月掛かりました。 艦橋等構造物の構成がある程度分かったので、船体に戻ります。 21.5.14 現況 仕上げ張りが終了してから、と思っていたら全然進まないので、 アップします。 2次張り 痩せ馬が強く出すぎるのを避けるため、コピー用紙の1次張りの上に、画用紙で2次張りをした。 艦底から貼る。 装甲板は厚紙を使用 完了 サフェーサーを吹き付ける 240番のペーパーをかける 仕上げ張りの工程確認、リベットをどう打つか悩み中 手すり 手すりは中央に穴が開いているので、0.5oの真鍮線の中央をまげて0.3mmの真鍮線を半田付けした デジタル顕微鏡で見ながら半田付け 手すり250本程で3週間 錨 5か月かけてここまでは、遅すぎです。 途中、利根の図面を1/72に拡大したりと、いろいろ手を広げすぎました。 展示会の予定がないので、気楽な分進みません。 1等2等輸送艦も未完で、困ったものです。 やれやれ 20.12.16 現況 中央船体修正 10/30中央船体断面を確認したところ、細目になっていることが判明。 修正しました。 下張りをはがす。 縦通材で幅出しをする。 1x1oのプラ棒を肋材の代わりに貼る。 再度下張り 前項部も修正した。 全体接合 今後各部を修正して、仕上げ張りへ 本当にこれからが本番です。 20.10.7 現況 船体後部縦通材取付 下張り 下張り完了 全体合体 各部を修正して、仕上げ張りへ これからが本番です。 20.9.1 現況 艦後部肋材取付 肋材についての知識が間違っており、数を少なく設定していたので、修正して増やした。 中央部との整合性調整 全体合体 中央船体組み立て 縦通材を接着する 下張り 使用済みコピーを短冊に切って、木工ボンドで接着する 下張り一回目終了 やすり掛けして凹凸を調整する 肋材や縦通材が飛び出したところを削る。ボロボロ 下張り2回目 この後サフェーサーを吹いて、ポリパテ等で調整して、外板配置図を記入して、リベット外板を貼る工程になります。 その前に、後部船体を作ります。 今年は、展示会が中止になっているので、締め切りを気にせず作ります。 20.7.4 現況 4/21以来図面の見直しをしてきましたが、6月中旬に終了しやッと製作を再開しました。 肋材位置記入 水平・垂直を出すためにレーザー墨出し器を購入しました。 バルジ製作 今回の製作の狙いは、竣工時と改装後が一目で分かる模型なので、バルジを着脱式にすることが最重要課題です。 試作して可能かどうか探ります。 バルジ肋材の切り出し バルジ組み立て バルジの型紙を船体に仮止め 型紙に肋材を接着 縦通材に1o角棒、補強材に1oの真鍮線を通す。 取り外して コピー用紙を下張りして、 ケント紙を貼る。 補強材の真鍮線を取付金具として使う。 前部の受けとして真鍮線の入る穴を肋材にあける。 後部はフックで受ける。 取付状態 取り外した状態 一応着脱できました。取付状態 本番では金具の形状、太さ等より洗練させて作ります。 バルジのやり方は分かったので、中断していた船体にかかります。 20.4.21 現況 下張り 20.2.22調整を終えた艦首部から下張りを始めました。 ほぼ断面が図面と同じに上がったので、順次中央,艦尾と下張りをしていくつもりだったのですが、以前17.7月に階交社文庫で撮ってきた遠藤昭氏の資料の事を思い出し見直しました。 國偕行文庫 遠藤 昭資料 2586受入番号38965図書記号395 遠藤資料 軍艦原図集・巡洋艦・加古・船内側面上甲板セルター甲板及 諸艦橋平面・古鷹・甲鉄板配置図諸タンク位置図・9A01-1・9A01-1,2・9A02-1 それは、今まで参考資料にしていた、学研44古鷹・青葉型に掲載の加古一般艤装図 の原図でした。 不明だったバルジの位置は、概略ですが古鷹・甲鉄板配置図諸タンク位置図に記入してあり、2枚舵とされてきた舵も、図面上1枚と推定できました。 そのため図面の修正、書き直しとなりました。トホホ 一応船体図面は、バルジ形状の変更、外板配置図の変更とも終了しました。 現在は、当初は船体が出来てから上部構造物の正確な製図をして作るつもりでしたが、 今回発見の艤装図で内部構造が良く分かったため(遠藤資料が青図の写真印刷のため、読み取り不明の文字が多く、推定が多いが)、今のうちに書き出すことにして進行中です。 今月中には、作図を終えて実作業に移りたいと思います。 図面が出来てからと思い、アップ遅れて申し訳ありません。 やってますので、お見限りなくお願いします。 19.12.10 ここまでの製作過程 艦首部 縦通材として3oの真鍮パイプを、4本通して歪みに気を付けながら肋材をキールに接着する。 2x2oの桧角棒を、甲板、側面に接着する。 歪みを修正する。 艦首は桧棒を、熱で曲げる。 中央部 キールに肋材固定用の5x5oの桧棒を接着する。 接続を確認 縦通材のパイプをガイドにして、肋材の位置がづれないようにキールに接着する。 後部も同様に組み立てる。 仮組状態 これから、本組、下張り、整形、リベット外板張となります。 完成まで頑張ります。 19.12.6 現状 前部、中央部、後部の仮組状態です。 12/7,8のおおなみ会に、この状態で参加します 19.8.2ここまでの製作過程 やっとやる気が出ました。 キール、肋材の切り出し仮組みまで。 一般配置図とキール型紙を描きました。 900x1800x5mmのイラストボードからキールを切り出します。 3分割した船体を合体させる木組みを、キールに付けます。 それぞれに台座を付けます。 コピーした肋材の型紙を切り抜いて、1oのイラストボードに張り付けて切り出します。 キールに切り込みを入れて、組みます。イラストボードなので、カッターナイフで簡単に切れます。 肋材には、縦通材配置図をもとに切り込みが入れてあり、2x2oのヒノキの角材をはめ込みます。 肋材:前部54枚、中央部76枚、後部38枚合計168枚切り出して、仮組する。 繋がった。 長月と並べて大きさを比べてみる。大きい。 まずは改装前の船体完成を目指して、さあいよいよ組み立て開始。 17.1.31ここまでの製作過程 キールと肋材切り出し 20分割線で肋材切り出し仮組み。 でかい。テラスいっぱい。 17.1.8ここまでの製作過程 年が明けて、2等輸送艦に一寸飽きたのと、古鷹の大きさを確かめたくなったので 配置図を元に、キールと肋材切り出してみた。 キールは5mm、肋材は2mmのスチレンボード(この肋材は1mm) 船体は、3分割にして、展示するとき組み立てる。 全長2572cmでかいです。 16.8.29ここまでの製作過程(6/27〜8/29) 先ずは、日本海軍艦艇図面集 古鷹型線図を元に、方眼紙に記入する。 一般配置図は、平賀アーカイブスよりダウンロードした加古、古鷹、衣笠、青葉一般配置図及び学研 古鷹、青葉型の付録の図を1/72に拡大コピーした。 この時点では、キール番号が読み取れず難航したが 清水会長に頂いた資料で判明、大きく前進する。 外板こう鋲配置図 資料を基に、一般配置図、次にこう鋲配置図を描くのだが、 妙高、那智舷側こう鋲配置図を見たら、外板配置図を先に作りたくなる。 図面だけでもでかい。模造紙3枚 一応完成、次は一般配置図だがこのままでは、激作展の飛行機が間に合わなくなるので、 一旦終了する。 完成までどのくらい掛かるでしょうか。 今までの製作記 只今製作中ー第1弾 1/72日本海軍砲艦伏見製作記 只今製作中ー第2弾 1/72日本海軍駆潜艇28号型 32号艇 只今製作中ー第3弾 1/72日本海軍丁型海防艦 只今製作中ー第4弾 1/72睦月型駆逐艦 長月 只今製作中ー第5弾 1/48 国際キ76 3式指揮連絡機 只今製作中ー第6弾 1/72 第一号型輸送艦 只今製作中ー第7弾 1/72 二等輸送艦(第一〇一号型輸送艦) 只今製作中ー第8弾 1/48 中島AT輸送艦 |
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