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砲艦伏見とは

09.7/14 第一回 1/72日本海軍砲艦伏見製作記@
5月はじめごろ
引っ越して1ヶ月、そろそろ何か作りたくなってきた。
プラモは、ドイツレベルの1/144フレッチャー級とタミヤの1/350最上、エレール1/400リッツォーがあるが、工具、塗料、接着剤すらない。
デティールアップのエッチング等もちろん無い。
そこで、どうせなら小中学生のころ、まだプラモが無い時代のように、紙を切り刻んで 作ってみようと考えた。
これなら自分が満足できればOKだし、何より材料費が安い。
次に何を作るかだが、兎に角1/144、100、72等でかいスケールがいい。
しかしだからと言って、1/100扶桑や、長門ではでか過ぎる。 それに資料がないと図面が引けない。

そこで、30年前に買っておいた、原書房の日本海軍艦艇図面集を紐解いた。
定年後とは言わないでも、余暇に作れる時間が取れるときのために買っておいたのだ。
買った当初は時々広げて、ソリッドモデルを夢見ていたのだが、この29年間は、 本箱の奥に眠っていた。
新旧型戦艦、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦、敷設艦、補給艦等見ていくと、 駆逐艦、巡洋艦はかっこいい。が、1/100となると1mは超える。
それでは40年ぶりに物を作る、今の技術では追いつかないだろう。 そうやって捜しているうちに、ありました。砲艦伏見全長50m、これなら1/72にしても 69cm手の加え甲斐もあるし、取り回しも楽だろう。
それに現在ある、ドイツレベル1/72フラワー級コルベットと並べられる。
何よりも今まで伏見の模型は見たことが無いので、比較されないので気が楽。

そうと決まれば、まず図面だが、側面図、平面図、一般配置図はあるが、線図が無い。
写真や資料も無い。仕方が無いので、適当にでっち上げる事にする。作った者勝ち

泉江三氏の軍艦の模型(これも30数年前に買ったもの)とタミヤの軍艦雑記帳(これは売ってしまったので、タミヤ通販で購入。何やってんだか・・)、海人社世界の艦船1977年増刊・写真集・日本軍艦史等を製作の参考にする。 製作記
元の図面は、1/110なので1/72に換算してダンボールに線図を引いて、 キールを切り抜く。

製作記
河用砲艦なので、船底はフラットと推定して、ダンボールで竜骨をつくりコピー用紙を帯状にカットして張り付ける。

製作記

製作記
なんとなく船らしい。まったくの自己満足。

5月末ごろ
ある程度船の形になったところで、画用紙を貼り付ける。
上部構造物も作ったところで、スクリューや、ビルジキールの形状を調べるため、 インターネットで調べると、スクリューはパイプ状の中にあると書いてある。
図面を良く見るとそのようになっているが、現物はどうなっているかさっぱり分からない。
で、やっぱり適当にでっち上げる。
製作記
一回張った船底を刳り貫いて、パイプ状に貼り付ける。適当

製作記

製作記
現物あわせで、寸法は適当

製作記
早くコルベットと並べてみたい。


やっとそれらしくなってきた。
さてこれからどうなるか。
続く



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